アプリやシステムのテストをしてフィードバックするサービスです。
目的:開発者とユーザー側の意見のすれ違いの解消
近年、アプリやシステムが一般の人にも身近に感じられるようになってきました。そのため、「自社でアプリを持ちたいからシステム会社に発注しよう」と考えている事業主様も増えてきていると感じています。
それ自体は良いことだと思うのですが、その一方で発注者と受注者の間での理解の開きが大きくなっているように感じています。
発注者側が「これぐらいすぐできるだろう」と思っていても実際はバックグラウンドで行う作業が多く、一朝一夕にはできないということも多くあります。
その一方で受注者側が「言われている内容は実装したから大丈夫だろう」と思っていても想定外の使用法があって問題が発生したりする、ということもあります。
このようなすれ違いがあると、発注者と受注者の間に無用の不信感が出て、お互いの利益になりません。
そのため、発注者と受注者の間に入り、受注者側の視点からシステム会社に伝え漏れはないかを確認したり、実際にテストしてみてユーザー視点で使用に耐えることができるか、出来ないときは運用面を含めどうしたらよいかということを確認するサービスを行うこととしました。
サービスの流れ
ヒアリング
まずは訪問して状況を確認させていただきます。すでに発注をかけているのか、構想段階かなどから、想定しているユーザー数、どのような仕組みのものかを伺い、把握いたします。
要件定義を確認し、必要に応じて話し合いに参加
システム会社に依頼する際にはどういった作業をするかという「要件定義」というプロセスが存在します。ここの時点で抜け、漏れがあるとトラブルが起きやすい部分です。最初にヒアリングした内容と要件定義が一致しているかを確認します。もし双方の了解があれば話し合いに参加することもあります。
テストを行い、状況を双方にフィードバック
テスト版ができ次第、実際にテストを行い、ヒアリング内容に対して過不足ないかを確認します。また、ユーザー層を考慮してやりかねない想定外の操作を実行し、エラーが出ないかを確認します。(例):ダウンロード中にシステムを強制終了させる、など
確認次第、まず発注者側に報告して許容範囲内かどうかを確認し、それを受けて受注者側にフィードバックいたします。
基本的にアプリ完成までが作業期間となります。
回数や金額について
サービスの性質上、定期的にお伺いするというよりは状況が進展次第訪問して必要に応じた作業を行うという形になります。そのため、回数などに関しては特に制限はつけません。他のお客様との兼ね合いで訪問日が要相談になる可能性がありますのでご容赦ください。
金額に関しては、1訪問につき20,000円(税込)でお願いしています。サービスの性質上、訪問時間外での作業が発生することや、訪問までの交通費をその都度請求しないことがあるため、この金額でのご理解を頂けたらと思います。
最後に
このサービスはどちらかを有利な状況にするために行うものではありません。今までの経験上、意図的ではないすれ違いから「あの会社は言ったことをしてくれない」「あの顧客は要求がひどい」など、お互いに悪感情が発生する場面を見かけてきました。アプリの開発が一般化するにつれて、このようなすれ違いはより多く発生するのではないかと考えています。
また、以前であればいわゆる「社内で詳しい人」がいて、そうならないように調整ができたのですが、少子高齢化に端を発する採用難な状況、そして景気状況による人員抑制の状況でそのような人が社内に存在しないケースも多くなっているように感じています。
基本的にシステム会社とはシステム作成後も長く付き合うものです。良い関係を続けていけば相乗効果が期待できますので、もし現在やり取りに不安を抱えているようでしたら 初回の訪問は無料で受け付けております。ので、ぜひご連絡ください。