「簡単な印刷物のデザインを自社でやれたらいいのに」と思ったことはありませんか?
企業や個人事業を営む上で広報活動はほぼ必須と言えるでしょう。
印刷物やホームページも近年の価格競争により、心配なぐらい低価格化が進んでいますので、以前よりも広報活動にかかるコストは下がってきているといえます。
しかし、企業のパソコンに入っているのは基本的にwordやexcelなどがメインで、グラフィックソフトが入っているケースはめったにありません。そのため、販促物を作成しようとすると以下の選択肢となってしまいます。
- wordなどで強引に作成する
- 外注のデザイナーさんに依頼する
- あきらめる
それぞれの選択肢について考えてみましょう。
wordで作成した場合
wordも以前に比べるとかなり柔軟性が出てきましたが、元が文書作成ソフトのため、どうしても限界があります。町内会のチラシぐらいなら問題ないのですが、商売に使用するとなると力不足感が否めません。
もっと問題と感じるのが、デザインのセンスのある方でも、使用するツールに制限があるため、そのセンスが生かされないということです。正直、もったいないです。
外注のデザイナーさんに依頼する場合
「餅は餅屋」という言葉がある通り、何事も本職に頼むのが一番です。デザイナーさんに頼めば意図を踏まえたうえで商業用として申し分ないデザインをしてくれるでしょう。
ただし、先方はそれで生活しているので、何を頼むのも当然費用が掛かります。グラフィックソフトで制作しているため、金額訂正などの軽微な文字の修正も一定の費用は掛かってしまいます。「ちょっとぐらいなんだからタダでやってよ」とデザイナーさんにねじ込む企業さんを以前見たことがありますが、最終的にデザイナーさんからすべての仕事を断られるようになっていました。
このように、軽微な修正に対しても費用が発生してしまうのがいかんともしがたいところです。
あきらめる
これはコメント不要かと思います。広報が必要でない業種(官公庁相手)だとそれでも良いかもしれませんが・・・。
自社でグラフィックソフトを使用する、という第4の選択肢
今のパソコンに入っているソフトでは制作できない、外注に頼むと費用が掛かる、と考えている方であれば、自社でグラフィックソフトを扱えるようにできないか、と考えるのが自然な流れと言えるでしょう。
今までwordで作っていたものに比べて自由度が格段に上がりますし、簡単なものであればデザイナーさんに依頼することなく作成可能です。また、デザイナーさんから作成データをもらえれば、金額などの簡単な修正が可能となります。
自社で内製化できれば単純に広報予算が抑えられるだけでなく、自分たちの思うようなものに即座に変更できることや、スケジュールが詰まっているときなどに追い込むことができるなど、多くのメリットがあります。
グラフィックソフトの種類
では、グラフィックソフトとはどのようなものなのでしょうか。
いろいろな会社が開発していますが、私がサポートする予定のソフトは、PDFソフトで有名な「adobe reader」を開発しているadobe(アドビ)社のものです。
どのようなソフトがあるかというと、代表的なものだけで
- イラストレーター・・・最もよく使われるグラフィックソフト。印刷物の制作などに使用される。
- フォトショップ・・・知名度は最も高い。画像の切り抜きや修正、色味の変更などができる写真加工アプリ
- プレミアプロ・・・動画編集ソフト。動画を切り貼りしたり、効果をつけたりすることができる。
- アフターエフェクト・・・図形や動画などを自由自在に変形・移動することができるソフト。
- アクロバット・・・PDFを編集できるソフト
以上のようなソフトがあります。細かいものを合わせるともっとたくさんあります。
非常に自由度が高いため、デザインが好きな人であれば思い描いたものがほぼ実現できるといっても過言ではありません。
自社でグラフィックソフトの導入を考えるときに出る2つの不安
とはいえ、自社でグラフィックソフトを入れてみようと考えたときに、必ずと言っていいほど不安に思うのが、以下の2点です。
- 費用と効果が見合うか
- 今まで触ったことのない人でも扱えるものなのか
それぞれについて解説していきます。
費用はどれぐらいかかるのか
企業や個人事業にとって経費がどれぐらいかかるかというのは無視できないポイントです。
先のadobe社の場合で言うと、以下の通りです。
- いずれかのソフト単体を使用する場合・・・月額2,480円(税別)
- すべてのソフトを使用する場合・・・月額5,680円(税別)
以前はこのソフトは、パッケージ販売で20万円~30万円という形でした。そのため、「購入したら後には引けない」と決意する必要があったのですが、月額制になったため、不要に感じたら契約を止めることも可能になりました。
ただし、月額契約はクレジットカード支払いのみです。それ以外では年額の一括払いになりますので、クレジットカードでの契約をおすすめします。
このように、いざとなれば撤退することができるようになっているので、多額のお金をかけたのに、という失敗をする可能性は以前に比べてかなり低くなりました。
使いこなせるのか
多少費用が掛かっても、使ってくれれば問題ない一方で、使わなければ1円でももったいない、と考えるのが自然です。実際に話したお客様でも、「いやいや、そんなプロが使うようなソフト、使えないよ」という話をよくされます。
これに関しては問題ありません。確かにプロはソフトの様々な表現を使用して制作しますが、実際のチラシやパンフレットで使用する機能は、全体の1割程度(個人的な感覚です)も使用できれば十分です。
富士山が高い山だからと言ってプロのクライマーだけが登るわけではないのと似たようなものだと考えてください。登山道などが整備されていて、最低限の知識と道具があり、頂点を目指すわけでなければプロではない人も登ることが可能です。
adobe社も以前はプロ向けに特化していましたが、ユーザーを広げるために、より使いやすいものへと随時リニューアルされています。
実際に訪問した企業様の例では、およそ2日程度横について教えただけで6ページ構成の3つ折りパンフレットを作成することができました。
なので、初めてでも使用できるか?という問いには「使用できます」と自信をもってお答えできます。
第一歩を踏み出すためのサポートサービスを行います
ここまで読んでいただいて、もし導入を考えてみたいと思っても、実際に使ってみないとわからないという方も多いと思います。
そこで、本格的に考えている方のために、お伺いしてその場で教えながら、実際に使用してもらうというサービスを行うことにしました。
サービス内容
- 提供エリア・・・大分県内
- サービス提供場所・・・貴社内、もしくは指定の場所(パソコンを使用するので電源があるところでお願いします。)
- サービス内容・・・adobeソフトが入っているパソコンを持参してお伺いし、実際に横でついて教えながらデータ作成のお手伝いをします。作成データはすべてお渡しします。
(作りたいものがあれば写真素材などをご用意ください。そうでない場合は名刺を試しに作成してもらう予定です。) - 時間・・・2時間~3時間
- 料金・・・3,000円(税抜)※交通費などその他費用は一切いただきません。
- お支払い・・・当日にご請求書をメールにて送信いたしますので、記載の銀行口座への振り込みをお願いいたします。
- その他・・・内容は比較的フリーで行う予定ですので、動画ソフトも触ってみたい場合はそちらでも可能です。お持ちするパソコンには一通りのadobe社のソフトがインストールされています。
導入後もサポートが可能です
導入した後も、いざ使用してみると「これなんだったっけ?」となることがあります。
導入初期に安心して使用できるように訪問サポートも可能です。
- 料金・・・1時間3,000円(税抜)※交通費などその他費用は一切いただきません。
- サポート内容・・・基本的な操作に関するアドバイス・より効率よく使用できる無料ツールの紹介など。ソフトは使用してみたいものを自由に選んでいただいて大丈夫です。